FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Dead Zone 2nd edition

IMGP3154.jpg

デッドゾーン2版は、mantic社から発売されているSFスカーミッシュ(小規模戦)ゲームです。ストライクチームと呼ばれる、少数精鋭の部隊を編成し、市街地戦を行います。

デッドゾーンはここがいいぞ1
キューブで区切られた盤面
IMGP3164.jpg
デッドゾーンでは(1版の頃から)8×8マスに区切られた専用のマットを使用してゲームを行います。つまり、移動距離や武器の射程をこのマス目を数えて測るわけですね。で、このときまず面白いのが、そこはマス目で処理するある意味デジタルな判定なのに、射撃するときに敵が見えているかどうかを、実際にミニチュアの目線で確認するーーウォーハンマーでいうところの所謂リアル射線システムーーんですよ。つまり、移動したときに、マス目の中のどの位置にミニチュアを配置するのかが重要になってくるわけ。普通のミニチュアゲームみたいにメジャーを使って移動する必要のない手軽さと、それでいてアナログにどこにミニチュアを置くのかが重要になる面白いルールですね。
そしてもうひとつ面白い点が、さっきからマス目マス目言ってるんですけれども、これが実はマットに印刷された平面のマス目ではなく、3インチ四方の立方体、キューブとして定義されていること。専用テレイン(情景モデル)と組み合わせることで、簡単に立体的な戦場を構築することが出来、しかもそれが最初からルールに折り込み済みでちゃんと高所に上がる処理も簡単だし利点もあるんですよ。ミニチュアゲーム、高低差のある移動や戦闘の処理が地味に面倒なこと多いんですが、デッドゾーンはその点実に明確。ミニチュアゲームが立体であることに意味がある。いいですね。

デッドゾーンはここがいいぞ2
コマンドダイス
IMGP3173のコピー
少し思い出話をしましょう。デッドゾーン1版、バトルカードデッキがあり、ゲーム中に手札からカードをプレイすることで、追加のアクションを得たり、ダイスを追加で振ったりすることができました。で、デッドゾーン2版、2016年5月の発売に先駆けて、ちょろちょろ情報が公開されてきた4月、1版から遊んでいた老害プレイヤーに衝撃が走りました。スターターセットのどこを見ても付属するようには見えないカードデッキ、そして代わりに写真に写った見慣れない6面ダイス……これがコマンドダイスでした。
で、このコマンドダイス、どう使うかと言うと、ターンの最初にコマンドダイスを振って、出た目に応じて追加のアクションを行ったり、判定の際のダイスを増やしたり、リーダーの持つ特殊能力を使用したり……はい、だいたいバトルカードですね。mantic社のブログの紹介記事を読むと、カードをなくしてダイスにしたぜ。これで机が綺麗になるだろ?的なことが書かれており、ああ、2版ではゲームをより簡単にコンパクトにしようとしてるんだろうなあ、という意図の読み取れる変更でした。

IMGP3168.jpg
さて、プレイするミッションを決めたら、ストライクチームを編成します。ルール上100Pからになってますが、100P編成、ほんとに入らないので、数回遊んで慣れたら200P規模のゲームに挑戦してみてもいいかもしれません。デッドゾーンの兵種にはリーダー、トループ、スペシャリスト、ビークルの四種類があり、実際の編成は、まずリーダーを一人選び、次にトループを入れていきます。スペシャリストとビークルは、編成したトループの数に応じて、トループ一体につきスペシャリスト一体、トループ三体につきビークルを一台編成できるルールになってます。もしポイントがきっかり100や200にならなくても大丈夫。ポイントを払えば追加の武器やアイテムを装備することができるので、そこで細かい調整が効きます。因みにミッションによって勝利点の獲得方法が異なり、敵を倒す、目標を確保する、敵陣を突破する…などがあるので、いずれにせよある程度火力が高いモデルと足の速いモデルは用意しておいた方が良さげですね。

ミッションを決め、ストライクチームを編成し、テレインやアイテムを配置して戦場をセットアップし、先行を決めたらゲーム開始です。基本的な流れは、ラウンドの開始時にお互いコマンドダイスを3個振り、交互に1モデルずつアクティベートし、全てのモデルがアクティベートしたらラウンド終了、を相手ストライクチームを全滅させるか、ミッション毎に決められた勝利点を獲得するまで繰り返します。

アクティベートしたモデルは、以下のアクションのうち、ロングアクションをひとつかショートアクションをふたつ実行できます。

・ムーブ(ショートアクション)
モデルの移動力の最初の値の距離移動する(通常は1マス)

・スプリント(ロングアクション)
モデルの移動力の二番目の値の距離移動する(通常は2マス)

・シュート(ショートアクション)
敵を射撃します。通常は攻撃側は3D8(今更ですが、デッドゾーンでは判定に8面ダイスを使いますよ)のシュートテスト(モデルのシュート能力値以上の出目で成功)、防御側は3D8のサバイブテストですが、モデル同士の位置関係などによってシュートテストのダイスが増減します。お互いのテストの成功数を比較し、アーマー値などを差し引いて最終的なダメージを決定します。
また、ラピッドファイアの能力をもった武器で射撃をする場合、ファイアオブエフェクトという射撃方法を選択することができます。これは相手にダメージは与えませんが、成功すれば対象をピン状態にし、怯ませて行動を制限するものです。

・ファイト(ロングアクション)
同じキューブにいる敵に白兵戦を仕掛けます。使用する能力値がシュートからファイトになっただけで、基本的にはシュートと似たような判定ですが、防御側はファイトテストで殴り返すかサバイブテストで防御するかを選択することができます。こちらもお互いのモデルの状態や配置などで、ファイトテストのダイス数が増減します。

・スペシャルアクション(ショートアクション)
ミッションやアビリティなどで指定された特殊なアクションを行います。

・スタンドアップ(ショートアクション)
ピン状態のモデルが通常の状態に復帰します。ピン状態のモデルは最初のアクションでスタンドアップを選択しなくてはなりません。

デッドゾーン1版では、もっと色々なアクションの種類があり、ダイステストの際の修正も色々と細かかったんですが、2版になってだいぶ整理され、遊びやすくなりました。……本音を言えば、正直なところ、あー、あのルールなくなっちゃったのかー、って部分がなくはないんですが、総じて元々コンパクトにまとまっていたデッドゾーンを、よりコンパクトに遊びやすくアップデートしようというコンセプトの読み取れる、良い改訂だとは思います。

IMGP3175.jpg
ところで、基本的にダイス判定が3Dからダイス数を修正した能力値テストのmantic社のSFゲーム、という時点で、賢明な方はお気付きかと思いますが、このデッドゾーン、既に日本語版ルール付属で販売されているSFスポーツゲーム、ドレッドボールと同じ世界観のゲームです。なのでドレッドボールの異星人チームとして発売されているマローダー、フォージファーザー、アステリアン、ヴァーミンなどが人類を脅かす種族として登場しますし、色んな種族の集まった反乱軍、レブにはテラトンやサイファーやあのなんか腕が足の種族やなんやらが参加してます。そもそも、ドレッドボール自体、前線に向かう宇宙戦艦の中で兵士の娯楽としてアーマーを装備し解体した爆弾をボール代わりに始まったスポーツって設定でしたし、デッドゾーンはドレッドボールと切っても切れない関係なのですよ。

閑話休題。そんなコンパクトにまとまったゲームのデッドゾーン、裏を返せば単純ですぐ飽きちゃうんじゃないの?と危惧する旨もあるかもしれませんが、そこはそれ、ドレッドボールにリーグ戦のルールがあるように、デッドゾーンにもストライクチームの成長などを盛り込んだキャンペーンルールがありますし、舗装された市街地のマットだったコアセットから一転、舞台を砂漠のような荒野のような惑星、Exham IVに移したキャンペーンシナリオを収録したエクスパンションボックスが早速発売予定ですよ!気軽なワンオフゲームからじっくり遊べるキャンペーンまで、好みのスタイルで遊んでいけます。

勿論、mantic社製品なので、国内代理店・フュリアスグローリーで購入できますんで、海外通販はちょっと…という方もぜひぜひに。
スポンサーサイト
tweet
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。